【プレイヤー向け】オフライン大会・対戦会の探し方

最近の競技ゲームの舞台はオンラインがメインになってきています。

オンラインは自分の家で自分の都合のいい時間でできることが利点で、ランクマッチなどでは実力の近い人たちと数多く対戦できるので、ゲームの始め方としては非常に優れています。

しかし、オンライン環境では対戦相手が見えなかったり、ラグや遅延があったりするためにイライラする人も多くいることも事実です。また、実力がついてオンラインだけでは練習にならなくなるという場合もあります。そのような方々にオススメしたいのがオフラインの対戦会や大会です。

オフラインのイベントは様々な実力の人と交流できますし、なによりイベント自体が楽しいものです。

ですが、そのようなオフラインイベントを見つけることはそう簡単ではありません。コミュニティの中にいても対戦会の存在を知らないということは多々あります。

そこで今回はそのようなイベントの見つけ方をいくつかご紹介します。

SNSで探す: 難易度高

最初に多くの人がイベントを探す方法といえばSNSの活用が挙げられます。しかし、実はこの方法は結構難しいということを知っておきましょう。以下にSNSでイベントを探すメリットと注意点を書きます。

メリット

  • 理論上ほぼすべてのイベントを探すことができる
  • イベントに参加する人がどんな人なのか知りやすい
  • イベントの雰囲気や主催者の情報を手に入れられる

まず、このご時世において大会やイベントの主催者(主催団体)がSNSで発信していないということはありませんので、探せば理論的にはすべてのイベントを見つけられます。

しかし、TwitterなどのSNSの検索機能はお世辞にも優れているとは言えませんので目当てのイベントを見つけることができないという懸念があります。世界大会やプロリーグのような大きなイベントは簡単に見つけられますが、数十人規模の地方のイベントを見つけることは難易度が高いと言えるでしょう。地元のコミュニティに参加していないと見つけられないという場合もあり、人脈や情報をなにも持っていない状態からはなかなか見つけられません。

SNSを活用するもう一つのメリットとして、イベントの雰囲気や参加者の雰囲気を知りやすいというのがあります。参加者が大会の感想を発信している場合が多く、参加者の生の声を聴くことができます。そのうえで自分に合っていそうかどうかを判断できます。

注意点

  • 検索難易度が非常に高い
  • 偏った情報が入って来る可能性がある

最初にも言及しましたが、SNSで希望のイベントを見つけることは極めて難しいです。理由としては、あまりにも多くの情報が存在しており、そのうえでSNSの検索機能が優秀ではないからというものがあります。例えばTwitterでは、サーバーへの負荷を減らすためか、検索に該当するつぶやきの表示数を意図的に少なくしてあります。また、最新の情報よりも古い情報のほうが優先的に表示されたり、関係のない情報ばかり出てきたり、という事態になりやすいです。「近所の小規模オフイベントに参加したい」という目的でSNSを使うと想定より見つけるのに時間がかかってしまうかもしれません。

また、もう一つの注意点として偏った情報が入ってくる可能性があります。例えば、「参加しようと思っていたイベントのネガティブな意見が目に入ったため、行くのを辞めた。しかし、その意見は少数派の意見であり、多くの参加者はとても楽しんでいた」という事例はよくあります。せっかく参加しようと思っていたのに、このような判断でその期を逃すのはあまりにももったいないです。SNSでイベントに関する意見を見つけると、その意見が多くの人が感じているものなのか、それとも少数派のものなのかはよく考える必要があります。

ただネガティブな意見でも、身内ノリが激しく、行ってもあまり楽しめなかったという事態を避けらる場合もあり、悪いことばかりではありません。

大会サイトを使用する:難易度低

大会サイトの使用はオススメの方法です。大会運営サイトでは、ゲームタイトルや開催日時、開催地などで検索をかけることができ、そのサイト上で参加申請や参加費の支払いができることが多いです。一つのサイト上で検索から申し込みまでできるので大会参加のハードルが低いというメリットがあります。

しかし、サイトによってどのゲームタイトルやジャンルが多いか等、得意分野が異なっており、すべてのゲームを扱っているサイトは現状ありません。下にいくつかサイトごとの特徴とともにいくつかおすすめのものを紹介したいと思いますので、ぜひ自分に合ったものを見つけてみてください。

start.gg

サイトのリンクはこちら

start.ggは世界最大クラスの大会プラットフォームのひとつです。取り扱っているゲームはスマブラやストリートファイターなどの対人対戦ゲームを中心としていますが、Overwatchやロケットリーグなどの大会も載っています。大規模なイベントの参加申請に使用されることが多いです。

大会の参加申請にはstart.ggのアカウントが必要ですので、参加したいイベントがある場合は必ずアカウントを作成してからログインして申請しましょう。

しかし、海外のサイトであるため、少し扱いにくいというデメリットがあります。

Tonamel

サイトのリンクはこちら

Tonamelは近年国内で大幅にシェアを拡大している大会運営サイトです。日本国内向けに作られており、国内の小規模イベントから比較的大きなイベントまで数多く取り扱っています。ゲームタイトルや開催地域・開催日時など、検索機能も優れており、好みにあったイベント・大会を探すことができます。また、Tonamelのサイト上で検索や広告から、申請、参加費の決済、トーナメントの進行まで一括で行うことができるため、主催者にとっても使い勝手がよく、今後このサイトはさらに広まっていくと思われます。

大会を探すときには一度覗いてみましょう。

eSports World

サイトのリンクはこちら

eSports Worldは大手ゲーミングチェア企業であるAKRacingによって提供されているサイトで、eスポーツに関するニュースやコラムなどゲームのジャンルを問わずさまざまな内容を扱っています。そのコンテンツの中に、大会情報を調べることができるものがあります。大規模の大会を中心に掲載しており、掲載数もそこまで多くないため、地方の小中規模の大会は載っていない場合が多いですが、優れた検索機能があります。大会の参加というより観戦目的での使用に向いている作りだと言えます。

その他のサイト

上記のサイト以外にもイベントを扱っているサイトは数多くあります。世の中のイベント管理サイトの中からeスポーツ系のイベントを比較的多く取り扱っているものや、上のものと比べてメジャーではないけれど利用者が多いサイトを紹介します。

こくちーず: ゲームに限らず多くのイベントを扱っているサイトです。ゲームがメインではないため募集している大会数は多くありませんが、長く使用されてきており、信頼性があります。サイトのリンクはこちら

TAIYORO: プレイヤーというより観戦者向けのサイトで、大きな大会を取り扱っています。開催日時やゲームタイトルだけでなく、参加選手で検索をかけることができ、選手やチームのファンにはうれしい機能です。サイトはこちら

Gamehint: 主にスマブラの小規模大会や対戦会を扱っているwebアプリです。Twitterと連携してワンタップで簡単に参加申請できることが利点です。サイトのリンクはこちら

まとめ

今回はオフライン大会の探し方についてまとめてみました。仲のいいゲーム友達がいる場合は直接人に聞くことも有効な方法だと思います。とはいえ、他のコミュニティのことやほかの地域のイベントについてはSNSを利用していてもほとんど情報が入ってきません。おすすめしたい方法はやはりTonamelなどのサイトを上手に活用することだと思います。

それでは大会を探しているプレイヤーの方も観戦する方もよいゲームライフをお送りください。

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