【ゲームのストレス対処法】ゲームでイライラしてしまったときどうする?

プロゲーマーにはメンタルコーチがついている場合があります。
これはeスポーツが精神をすり減らす競技だからです。

対戦ゲームをしていてイライラしたことはありませんか?
ゲームで真剣に勝ちを目指し、操作に慣れてくると全員がストレスを味わいます。
キャラコンが悪かったり、味方に足を引っ張られたり、相手のめちゃくちゃな行動に負けたり、運が悪かったりなどなど……。ゲーマーがイライラする瞬間は挙げればキリがありません。

せっかくゲームで楽しく遊んでいるのに、ストレスを抱えてしまっては元も子もありません。さらに、そのようなストレスは日常生活にも支障をきたす場合があります。

今回はイライラしたときの対処法や、ゲームで過度にストレスをためないようにする方法を考えてみましょう。ゲーム以外の実生活でも役に立つことがあるかもしれません。

前提の認識 ーみんな怒ってるー

まず前提として知っておく必要があることは

「対戦ゲームでうまくいかなくてイライラする」のはゲームをプレイする全員が経験する

ということです

これは本当に全員が経験します。イライラする瞬間やストレスの程度は人によって異なりますが、全員イライラしてます。
勝ちを目指してプレイしている人の99.8%は怒った経験があるはずです。

まずこの事実を理解すると少しは気持ちが楽になりませんか?
「ストレスを感じているのは自分だけじゃないんだ」と認識することが感情をコントロールする第一歩です。

イライラしたときの対処法

早速イライラしたときの対処法を紹介します。
ゲームでイラついたときにまずやることは

自分が怒っていることを認識すること です

怒っているとき、まずなにより大事なことは気持ちを静めることです。しかし、そんなに簡単には落ち着けないのが人間というもの。そこで、自分が怒っていることを認識するワンテンポを挟むことで落ち着かせます。

 

これはメタ認知と呼ばれるもので、感情的になっている自分を客観的に観察することで冷静さを取り戻せます。

しかし、言うは易し、これを実行するためには慣れが必要です。

怒りっぽい人がいきなり穏やかな性格にはならないように、いきなりゲームで怒らなくなるわけではなく、訓練して徐々に感情にふり回されないようになっていきます。

これを続けていくと、いつか以前よりもイラつかなくなってきている自分に気付くときが来るでしょう。事実、実社会のアンガーマネジメントでも「怒ったら6秒待て」と言われています。これは怒って突発的に怒鳴ってしまわないようにするための心がけで、6秒待てば人間は落ち着きを取り戻すそうです。今回はそれをさらに応用して、怒っている自分を一旦客観的に認識してみようとしています。その間に数秒時間が経っています。

短期的な対処法は「怒っている自分を認識すること」ですが、生活習慣や人間関係などもゲーム中のストレスに影響することが分かっています。ゲーム以外の実生活に不満・不安がある場合、運動不足や睡眠不足は集中力の欠如に繋がり、ストレスへの耐性が減少します。

十分な睡眠、散歩や筋トレなどの適度な運動は心身の健康につながり、それはゲームでイライラしにくくなるメンタルにつながります。瞑想や深呼吸もイライラしたときは効果的とされています。

 

怒ることは悪いことなの?

ゲーム中にイライラしたときの対処法を簡単にご紹介しました。

そもそも、ゲームのプレイで怒ることは悪いことなのでしょうか?格闘技では怒って力むことでパワーが上がるような印象を持っている人もいるかもしれません。それと同じようにゲームで怒ることでより集中して強くなるということはあるのでしょうか?

結論から言うと、怒ってうまくいくことは絶対にありません

eスポーツは基本的に指先の細かい動きや瞬間的な判断能力で優劣を争うゲームなので、怒って力を入れて操作したところでその分ゲーム内で強くなることなんてありませんし、力が入ればその分細かい動きができなくなります。

さらに、過度なストレスや緊張は集中力を大きく低下させ、身体の連動性や反射速度のパフォーマンスを落とす可能性があることが知られています
また、怒ると体力をかなり使うので脳に疲労もたまり、さらに冷静な判断はできなくなります。

まさにイライラは百害あって一利なしです。集中力は欠け、冷静な判断ができなくなり、操作精度は低下します。メンタルの疲労は自覚しにくいこともあって、そのような状態でゲームを続けてしまい、大きくレートの数値を落としてしまう、というのは対戦ゲームあるあるではないでしょうか。
そのような状況になったらゲームを辞めてさっさと寝てしまいましょう。
(これがなかなか難しいことですが。つい負けが込む前の数字まで戻そうとしてさらにレートを下げてしまうゲーマーが数えきれないくらいいます。)

実際に体を使う格闘技でさえ、感情的に試合することは悪いことばかりです。格闘技でも対戦相手の挑発に乗ってはいけません。怒って強くなるのはこの世でブロリーだけです。

 

ゲームで怒る自分が嫌になる場合

上述してきたように、ゲームで怒ることはいいことがありません。しかし、人は対戦ゲームで怒るものです。そんな自分が嫌になることもあるかもしれません。せっかく趣味でゲームを楽しもうとしているのに、イライラして精神をすり減らすのはもったいないですし、それで嫌になって辞めてしまうのもつらい話なので、そのようなときにゲームを楽しむための心の持ちようも考えてみましょう。

上達速度を気にしない

ゲームでイライラするときによく言われる考え方に

勝敗よりも成長を楽しむ

というのがあります。目の前の勝敗よりも、昨日の自分よりできるようになったこと、成長していることを楽しむことでゲームが楽しく続けられるという考え方です。

この考え方自体はいいもので、長期的にゲームが上達するためには成長を楽しむことは不可欠だと言っていいでしょう。目の前の勝敗やレートの数字ばかり気にしていると、レートが下がるのを恐れて新しいことにチャレンジできなくなってしまいます。最悪の場合負けるのを嫌がるあまりゲームを辞めてしまいます。

しかし、この考え方には落とし穴があります。それは

成長が止まってしまうとめちゃくちゃイライラする

ということです。
成長をモチベーションにしていれば、成長が止まったときのストレスは尋常ではありません。レートもこれまで順調に上がってきたのに急に数値が止まってしまった、レートが下がってしまった。ランクが落ちてしまった。そんなときにとてつもないストレスが襲ってきます。上達しないことに焦りといらだちを感じてしまうのです。

そういった場合は、人間の上達の仕方を知っていれば焦らずに済みます。人間は一直線ではなく、上がったり下がったりジグザグしながら成長することを理解しましょう。

人間はジグザグに上達する

ゲームは少しやらなくなるとすぐ下手になります。久しぶりにやったときは勝率が下がるのは当たり前のことです。やり始めればまたもとに実力に戻すことは難しくありません。なにか新しいことを取り入れるとその瞬間勝率が下がることもよくあります。いつも通りプレイしているだけなのに急に勝てなくなることもあります。

「自分よりあとから始めた人が自分より上手くなった」「初めて数ヶ月の人がもう上位0.5%にいる」
このようなことでモチベーションが下がったり傷ついたりする人もたくさんいます。この問題も上達速度についてよく理解することで解決することができます。

まずは「比べるのを辞めよう」。人気お笑い芸人の小島よしお氏も言っています。成長速度は人それぞれです。最初に触ったキャラがたまたまその人に合っていたかもしれないし、初心者に通用する動きをたまたま最初に身につけただけかもしれない。一日に何時間ゲームに費やせるかも人それぞれだし、環境が自分より整っていたのかもしれない。今までのゲーム経験や手先の器用さで上達速度も大きく変わります。身近にとても教えるのが上手い人がいたのかもしれません。

成長速度が人によって違うことやまっすぐに上達しないことを知っていれば、スランプにも上手に対応できるようになります。何事においても焦らないことが大切です。

怒る自分を受け入れてみる

今度は別のベクトルでストレスと向き合ってみましょう。
上述した通り、対戦ゲームでイライラするのはすべてのプレイヤーが一度は経験することです。

怒ることは普通です!そして、怒っているということは

自分がそのゲームに本気になっている証拠です

本気で勝ちたいから味方に怒ります。努力してきたから自分の実力不足に怒ります。
現実と理想に差があると人は悲しくなったり怒ったりするものです。ゲームでそのような感情になるということは自分の実力に満足していないことの表れです。まだまだ成長しようとしている証であることを認識して、がんばってる自分を褒めてみましょう。少しは気持ちが楽になるかもしれません。

どれだけ怒っても辞めない自分には才能があると思って見るのもいいかもしれません。

プロゲーマーが口々に言うことがあります。「一番大切な才能は継続すること」

そして負けず嫌いであることもまた、上達に極めて重要です。プロは全員もれなく負けず嫌いだと言っていいでしょう。そして全員もれなく敗北を経験しています。敗けても負けても、どんなにイラつきながらも勝つために努力を継続できる人がプロになっています。

 

どれだけうまくなってもストレスはある

eスポーツはどれだけ上達しても精神的に負担がかかります。これまで説明してきたように、趣味で対戦ゲームをしている人でさえイライラしているわけですから、プロがイラつかない訳がありません。
趣味でゲームをやるのとは違って、成績が悪くなれば生活に関わるからです。プロゲーマーは文字通り人生を賭けてゲームをしているので、趣味で遊んでいる人達とはくらべものにならないくらいのストレスを感じているはずです。そして彼らは負けず嫌いでもあるので負けたときのストレスも抱えます。誰より上手くなっても、今度はそれを維持するのが大変です。いつ追い抜かされるか分からない恐怖と戦わなければなりません。

競技としてゲームをしているかぎり、どこまでいってもストレスとの戦いです。プロゲーマーも同じように負けたらイラつくこともあるし、生活をかけてゲームをしている分、精神的にも追い込まれやすいです。

しかし、彼らはそんなイライラとの付き合い方を知っています。それだけ長い時間をeスポーツに注いできたから、自分の心のコントロールにも長けています。大事な試合で緊張して実力が出せなかったなんてことはプロの世界では許されません。もちろん彼らも緊張するし、イライラもします。しかしながら、そのようなストレスとの上手な付き合い方を理解しているのでゲームを楽しく続けることができるのでしょう。

 

まとめ

今回は誰もが経験したことがある、ゲームでイライラしたときの対処について考えました。大切なのは次の3点です。

①怒っていることを自覚する
②成長速度について理解して成長を楽しむ
③怒っている自分を受け入れる

いきなりゲームで怒らなくなることはないですが、徐々に自分の感情を上手にコントロールできるようになっていくはずです。
eスポーツには集中力と判断力が欠かせません。怒るとこれらは失われてしまい、負けこんでさらにイライラするという負のスパイラルに堕ちていきます。そんなときは冷静になって、休憩したり寝たり気分転換するのがいいかのしれません。落ち着いた状態でゲームをする方が上達も早いです。

感情の制御が上手くなればそれだけゲームもうまくなります。今回紹介した方法以外にも様々な方法があります。人によって最適な方法も異なります。瞑想があっている人、散歩するとうまくいく人。ぜひ自分にあった方法を見つけてストレスとの付き合い方を上達させてください。

その先に楽しいゲームライフがあるのかもしれません。

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