サウジアラビア開催「eスポーツワールドカップ」の賞金総額が6,000万ドルを超える

2024年にサウジアラビアで開催されるeスポーツワールドカップの賞金総額が6,000万ドル (約90億円) を超えることが判明しました。

サウジアラビアはここ数年にわたってeスポーツに力を入れている国です。持ち前の経済力を活かして、大規模な世界大会を開催したり、eスポーツ施設の建設にとりくんでいます。(施設の規模が大きすぎて「eスポーツの街」を作ってしまっています)。
eスポーツを新たな観光の柱に据えて国内外の雇用の創出にも貢献することを目標としています。

首都リヤドで開催される本大会は、「ストリートファイター6」や「Dota2」などの様々なジャンルの19ゲームタイトルで計20のトーナメントが開催され、約2ヶ月間に渡って行われます。
チームの全体的な成績に基づいて上位16のクラブに対して2000万ドル(約30億円)の賞金が分配されます。

史上初のゲーム横断型の大型大会で、上記以外にも「LoL」「Apex Legends」「Tekken 8」などを含む19タイトルでトーナメントが開催されます。

ゲームトーナメントで最高の成績を出したクラブには、第1回 「eスポーツワールドカップ クラブチャンピオン」 の称号も授与される予定です。

 

サウジアラビアでは、過去にも大型世界大会を開催した実績があり、2022年の賞金総額は1,500万ドル (約22億円)、大きな話題を呼んだ2023年「Gamers8」の賞金総額は4500万ドル (約67億円) でした。

今年はそれをさらに大きく上回る6,000万ドルが現時点で判明しています。今後もさらに賞金額が上乗せされていくことが予想されます。今年の賞金総額がどれくらいになるのか楽しみです。

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